ポーカーの謎「ロイヤルストレートフラッシュの確率」を解明
ポーカーは、ディーラーから配られた5枚の手札を組み合わせて勝敗を競うテーブルゲームです。
ゲームの勝敗を決める重要な5枚の手札の組み合わせを「役（ハンド）」と言います。
ポーカーの役は、全10種類存在し、それぞれ強さが異なります。
そして、ポーカーにて遊んだことがある方は、カードを組み合わせる難しさを知っていると思いますが、ポーカーの役は強ければ強いほど出現確率が低く、なかなか出会えない存在です。
その中で最強と言われるのが、「ロイヤルストレートフラッシュ」！
ロイヤルストレートフラッシュはベテランプレイヤーでもほぼ見たことがないほど、出現確率の低い幻の役となります。
幻と言われるだけあって、ロイヤルストレートフラッシュの存在は、謎ばかり！
だからこそ、どれぐらいの出現確率で、どれくらい強いのかなど、ロイヤルストレートフラッシュの詳細を知りたい方は多いと思います。
今回は、謎多きポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」を解説していきます。
ポーカー最強「ロイヤルストレートフラッシュ」とは？
まずは、ロイヤルストレートフラッシュの成り立ちや詳細から説明していきます。
ロイヤルストレートフラッシュとは、10種類あるポーカーの役の中で最強の役となります。
※海外では、ロイヤルフラッシュとも呼ばれています。
幻と言われるほど出会える機会はあまりないですが、この役が揃えば勝利決定！
ポーカーで確実にストレート勝ちできる役、それがロイヤルストレートフラッシュです。
なお、ロイヤルストレートフラッシュはポーカーで使用する52枚のカード（ジョーカーは除外）の中から、下記組み合わせが揃った際に成立します。
「A・K・Q・J・10の連続した数字」＋「同じスート」
※スートとは、カードに記載された印 (スペード・ハート・ダイヤ・クラブ)のことを指します。
それでは、ポーカーの最強の役がそんなものかわかったところで、ロイヤルストレートフラッシュの種類を解説していきます。
ロイヤルストレートフラッシュの種類
ロイヤルストレートフラッシュの組み合わせを見て気づいた方もいるかもしれませんが、ポーカーで使われるカードには4つのスートがあります。
そのため、スートと同じく、ロイヤルストレートフラッシュも下記の通り4種類存在します。
ロイヤルストレートフラッシュを成立させるには、厳しい条件がありますが、なんだか4種類あるって聞くと少し安心しますよね。
しかし、4種類あってもやっぱりポーカー最強の役だけあって、ロイヤルストレートフラッシュの出現確率は、奇跡並みに低め！
それでは、ここからは気になるロイヤルストレートフラッシュの出現確率を確認していきましょう。
ロイヤルストレートフラッシュの出現確率
先に結果だけ言うと、ロイヤルストレートフラッシュの出現確率は、約0.00015%です！
幻と言われるだけあって、見たことないぐらい低い確率ですよね。
それでは、ここからどのようにこの確率が導き出されたのか説明していきます。
まず、ポーカーでは、52枚のカード（ジョーカーは除外）を使用し、ディーラーによって、プレイヤーにはその中から5枚のカードが配られます。
この5枚のカードの組み合わせは、2,598,960通りです。
ロイヤルストレートフラッシュを含むすべてのポーカーの役の出現確率は、
「それぞれの役の全組み合わせの数」÷「5枚のカードの組み合わせの総数」×100
にて導き出せます。
そのため、ロイヤルストレートフラッシュの出現確率は、
「4（ロイヤルストレートフラッシュの全組み合わせの数）」÷「2,598,960（5枚のカードの組み合わせの総数）」×100＝0.00015%
と計算し、答えとなる出現確率が0.00015%でした。
あまり目にしないほど小さな確率で、いまいちピンとこない方も多いと思います。
ロイヤルストレートフラッシュは、理論上65万分の1の確率で発生すると言われています。
これは、オリンピックで金メダルを当てる確率66万分の1（※理論上）とほぼ同じ確率！
そう考えるととんでもない確率ですよね。
ポーカーの52枚のカードに4通りしか存在しないロイヤルストレートフラッシュは、まさに神の役！
ポーカーで任意の数字で同じスートの組み合わせるだけでも難しいのに、10・J・Q・K・Aにて同じスートの組み合わせを当てるなんて、本当に神の領域です。
ポーカーを遊ぶ際は、奇跡を信じて、機会があれば、ロイヤルストレートフラッシュを狙っていきましょう！
では、ロイヤルストレートフラッシュの確率が壮大なことが判明したところで、現実的に狙いやすいポーカーの組み合わせを知っていきましょう。
他のポーカーの役の確率を知れば、きっとポーカーの役をより理解できるはずです！
ロイヤルストレートフラッシュ以外のポーカーの役の出現確率
ロイヤルストレートフラッシュの出現確率は、ポーカーの最強の役というだけあって、とても低かったですが、他のポーカーの役の確率はどうでしょうか？
早速、ポーカーの他の役の出現確率を見ていきましょう。
| 役 | 確率 |
|---|---|
| ロイヤルストレートフラッシュの出現確率 | 約0.00015％ |
| ストレートフラッシュの出現確率 | 約0.00139％ |
| フォーカードの出現確率 | 約0.024％ |
| フルハウスの出現確率 | 約0.14％ |
| フラッシュの出現確率 | 約0.2％ |
| ストレートの出現確率 | 約0.39％ |
| スリーカードの出現確率 | 約2.1％ |
| ツーペアの出現確率 | 約4.75％ |
| ワンペアの出現確率 | 約42.25％ |
| ハイカードの出現確率 | 約50％ |
一覧で見ると、ロイヤルストレートフラッシュがポーカーの役の中でもより出現確率の低い役だとわかりますよね。
ロイヤルストレートフラッシュをポーカーのゲーム中に狙うのは、きわめて難しいです。
そのため、その他のポーカーの役の組み合わせもしっかり覚えて、自分の手札で狙える役をしっかり見極めることが大切！
それでは、ロイヤルストレートフラッシュ以外のポーカーの役の詳細を解説していきます。
ロイヤルストレートフラッシュ以外のポーカーの役
ポーカーの役は、下記の通り全部で10種類あります。
「ポーカーの役一覧」
- ロイヤルストレートフラッシュ
- ストレートフラッシュ
- フォーカード
- フルハウス
- フラッシュ
- ストレート
- スリーカード
- ツーペア
- ワンペア
- ハイカード
上記は強さ順に並べてあり、もちろん最強の組み合わせは、ロイヤルストレートフラッシュ！
そして、最弱の組み合わせはハイカードとなります。
カードの組み合わせは似ているものも多いので、要注意！
しっかり違いを見極め、より強い役を作れるようにしましょう。
ストレートフラッシュ
A・K・Q・J・10以外の5枚の連続する数字が同じスートにて揃っている組み合わせを「ストレートフラッシュ」と言います。
例：9♥・8♥・7♥・6♥・5♥
※Aが含まれる連続する数字は、下記場合のみストレートとみなされます。
・5・4・3・2・A
フォーカード
4枚の同じ数字のカードが、スートに関係なく揃っている組み合わせを「フォーカード」と言います。
例：A・A・A・A・5
フルハウス
3枚の同じ数字と2枚の同じ数字のカードが、スートに関係なく揃っている組み合わせを「フルハウス」と言います。
例：K・K・K・6・6
フラッシュ
5枚のカードが同じスートにて揃っている組み合わせを「フラッシュ」と言います。
例：Q♣・10♣・9♣・6♣・3♣
ストレート
5枚の連続する数字のカードが、スートに関係なく揃っている組み合わせを「ストレート」と言います。
例：9・8・7・6・5
※Aが含まれる連続する数字は、下記場合のみストレートとみなされます。
・A・K・Q・J・10
・5・4・3・2・A
スリーカード
3枚の同じ数字のカードが、スートに関係なく揃っている組み合わせを「スリーカード」と言います。
例：K・K・K・9・7
ツーペア
2枚の同じ数字のカードが2組、スートに関係なく揃っている組み合わせを「ツーペア」と言います。
例：A・A・K・K・7
ワンペア
2枚の同じ数字のカードが、スートに関係なく揃っている組み合わせを「ワンペア」と言います。
例：K・K・Q・9・8
ハイカード
同じ数字のカードが、1枚も存在しない組み合わせを「ワンペア」と言います。
例：Q・9・7・4・2
ポーカーは、ルールと役の種類さえ覚えてしまえば、遊べるシンプルなゲームです。
今後はそれぞれの役の出現確率を考えながら、カードの組み合わせの戦略を練っていきましょう。
そして、奇跡の可能性が見つかれば、ぜひポーカー最強のロイヤルストレートフラッシュを揃えてみてくださいね♪
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