気になるテキサスホールデムのいろいろな確率を紹介
テキサスホールデムプレイヤーの皆さんが気になる、テキサスホールデムのいろいろな確率をご紹介します。
ランドカジノだけでなく、ベラジョンを始めとするオンラインカジノでも、テキサスホールデムが大人気。
テキサスホールデムをプレイしていると、どのくらいの確率で特定のスターティングハンドが配られるのか、また、狙っている役はどのくらいの確率で完成するのか、など確率にまつわるいろいろなことが気になったことがあるのではないでしょうか。
この記事を読めば、上記のような、皆さんが気になるテキサスホールデムの確率についての疑問が解消できるはず!
いろいろな確率を理解して、テキサスホールデムをもっと楽しくプレイしましょう!
特定のスターティングハンドが配られる確率
テキサスホールデムで有利とされるスターティングハンドが配られる確率を紹介します。
気になる各スターティングハンドが配られる確率は以下の通りです。
スターティングハンド | 配られる確率 |
---|---|
スーテッドカード | 23.53% |
コネクター | 15.7% |
Aを含むペアでないハンド | 15.3% |
任意のポケットペア | 5.88% |
スーテッドコネクター | 3.92% |
※ポケットペア : 同じ数字のカードの組み合わせ
※スーテッドカード : 同じスートのカードの組み合わせ
※コネクター : 連続した数字のカードの組み合わせ
※スーテッドコネクター : 同じスートのコネクターの組み合わせ
テキサスホールデムではプリフロップで各プレイヤーに2枚ずつカードが配られます。この2枚のカードをスターティングハンド(ホールカード)と呼びます。
有利なスターティングハンドの例としては、ポケットペアのようにすでにペアという役が完成している組み合わせ、テキサスホールデムでは最も強いカードである「A」を含む組み合わせ、同じスートのカードの組み合わせ、そして役の一部になりうる連続した数字の2枚からなる組み合わせなどがあります。
プリフロップでポケットペアが完成している場合、その後にスリーカード以上の役に発展する可能性があります。
また、スターティングハンドにAを含む場合はポケットペアでなくても、その後、最強のペアAAやそれ以上の役に発展する可能性があります。
そして、同じスート2枚のスターティングハンドの場合は、その後、フラッシュ以上の役に発展する可能性があります。
さらにして、連続した数字2枚の場合は、その後、ストレート以上の役に発展する可能性があります。
スーテッドコネクターの場合は、確率はとても低いですが、ロイヤルストレートフラッシュへの発展の可能性があります。
フロップで特定のスターティングハンドが発展する確率
テキサスホールデムで特定のスターティングハンドがプリフロップで配られた場合に、フロップでさらにハンドが発展する確率をご紹介します。
ハイカードのスターティングハンドからペアに発展する確率やポケットペアがスリーカードやそれ以上の役に発展する確率など、フロップで追加コミュニティカードが配られた際に、どれくらいの確率でハンドが発展するのか、気になりますよね。
気になる各スターティングハンドがフロップで発展する確率は以下の通りです。
特定のスターティングハンド | 発展したハンド | 確率 |
---|---|---|
ハイカード | ワンペア | 32.4% |
ハイカード | ツーペア | 2% |
ポケットペア | スリーカード | 11.8% |
ポケットペア | フルハウス | 0.73% |
ポケットペア | フォーカード | 0.24% |
スーテッドカード | バックドア フラッシュ ドロー | 41.6% |
スーテッドカード | フラッシュドロー | 10.9% |
スーテッドカード | フラッシュ | 0.8% |
コネクター(オフスーテッド) | オープン エンド ストレート ドロー | 9.6% |
コネクター(オフスーテッド) | ストレート | 1.31% |
※ドロー:1枚以上のカードで特定の役が完成するハンド
※バックドア フラッシュ ドロー:あと2枚のカードでフラッシュが完成するハンド
※オープン エンド ストレート ドロー:連続した数字のカードの組み合わせで、最初または最後の1枚でストレートが完成するハンド
※オフスーテッド:カードのスーツが異なる組み合わせ
ターンで特定のハンドが発展する確率
テキサスホールデムの4枚目のコミュニティカードが配られるターンで、特定のハンドが発展する確率をご紹介します。
あと1枚のカードでストレートやフラッシュの役が完成するドローハンドは、どのくらいの確率で完成するのでしょうか♪
気になる各スターティングハンドがターンで発展する確率は以下の通りです。
特定のハンド | 発展したハンド | 確率 |
---|---|---|
ハイカード | ワンペア | 12.8% |
ワンペア | スリーカード | 4.3% |
ツーペア | フルハウス | 8.5% |
スリーカード | フォーカード | 2.1% |
フラッシュ ドロー | フラッシュ | 19.1% |
オープン エンド ストレート ドロー | ストレート | 17% |
ガットショット ストレート ドロー | ストレート | 8.5% |
※ガットショット ストレート ドロー:ストレートドローのうち、間のカードが不足しているハンド
リバーで特定のハンドが発展する確率
テキサスホールデムの5枚目のコミュニティカードが配られるリバーで、特定のハンドが発展する確率をご紹介します。
最後のコミュニティカードが配られるリバーです。これが正真正銘、最後のチャンス♪
気になる各スターティングハンドがリバーで発展する確率は以下の通りです。
特定のハンド | 発展したハンド | 確率 |
---|---|---|
ハイカード | ワンペア | 13% |
ワンペア | スリーカード | 4.3% |
ツーペア | フルハウス | 8.7% |
スリーカード | フォーカード | 2.2% |
フラッシュ ドロー | フラッシュ | 19.6% |
オープン エンド ストレート ドロー | ストレート | 17.4% |
ガットショット ストレート ドロー | ストレート | 8.7% |
フラッシュドローとオープンエンドストレートドローのドローハンドの場合は、約20%の確率でリバーでフラッシュやストレートが成立するという結果になりました。
テキサスホールデムの役の成立確率
テキサスホールデムの役の成立確率をご紹介します。
いままで、スターティングハンドから、全てのカードが配られるリバーまでに、どのくらいの確率でハンドが発展していくのかを紹介しました。
それでは、テキサスホールデムの役の成立確率はどのくらいなのでしょうか。
フロップとリバー、それぞれの段階までに役が成立する確率は以下の通りです。
特定の役 | フロップまでに成立する確率 | リバーまでに成立する確率 |
---|---|---|
ロイヤルストレートフラッシュ | 0.00015% | 0.0032% |
ストレートフラッシュ | 0.0013% | 0.027% |
フォーカード | 0.024% | 0.16% |
フルハウス | 0.14% | 2.60% |
フラッシュ | 0.19% | 3.25% |
ストレート | 0.39% | 4.62% |
スリーカード | 2.11% | 4.83% |
ツーペア | 4.75% | 23.50% |
ワンペア | 42.26% | 43.82% |
ハイカード | 50.11% | 17.41% |
全てのカードが配られ終わるリバーまでに、ハイカードの成立確率は17.41%、つまり82.59%ではワンペア以上の役が成立するということなんですね♪
しかし、この確率は自分も対戦相手も同じ。つまり、自分がワンペアしかもっていない場合、対戦相手はワンペアかそれ以上の役を持っている可能性が高いです。ベットを継続する場合は、よく考えてゲームを進行しましょう!
テキサスホールデムで知っておくべき用語
テキサスホールデムで、確率を使ってより楽しくゲームをプレイするために、知っておくべき用語をご紹介します。
それは、「ポットオッズ」と「アウツ」です。
ポットオッズ:ベット額に対する勝利した場合のリターン額の割合
アウツ:勝利に必要なカード(役を完成させるために必要なカード)
例) ポットに150ドル貯まっているとします。
対戦相手が50ドルをベットしたので、自分がコールするためには、同じく50ドルをベットする必要があります。
この時、ポットの金額は150 + 50 + 50 = 250ドルになります。
勝利した場合、50ドルをベットして、ポットの250ドルがリターンされます。
つまり、オッズは250/50 = 5倍です。
この場合、勝率が20%以上あれば、オッズに合う(確率的に割に合う) のでコールしたほうがよいということです。
勝率ですが、アウツの枚数がわかれば、ある程度の勝率を計算することができます。これを「2倍4倍の法則」と呼び、ハンドがドローの場合に、以下の式からアウツを引く確率=勝率を計算することができます。
※なお、この法則は、アウツの枚数が増えるごとに誤差が大きくなりますので、使用する場合はアウツの枚数を考慮しましょう。
ターンでアウツを引く確率:アウツの枚数×2(%)
リバーまでにアウツを引く確率:アウツの枚数×4(%)
上記の場合には、アウツが5枚以上あれば、リバーまでにアウツを引ける確率は5枚×4=約20%以上なので、コールすべきと考えることができます。
ただし、確率的には勝ち目があると考えられる場合にも、アウツを絶対にその確率通りに引けるわけではありません。あくまでも、長期的にプレイした結果の数値ですので、1回だけでの数値ととらえないほうがいいでしょう。
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